旅行者がJTB BÓKUNのウィジェット経由で予約を行う際、商品をショッピングカートに追加したあと、一定期間においてその在庫が確保されることになります。在庫が確保されている時間内に、決済を完了させると予約が確定されます。時間内に決済ができなかった場合、一時的に確保されている在庫はリリースされ、予約記録が時間切れ/中止というステータスに変わります。

JTB BÓKUNのデフォルト設定では、在庫を確保する時間は30分です。つまり、旅行者は30分以内に決済を完了できなかった場合、予約が自動的に時間切れになり、その在庫はリリースされます。

本記事では、在庫を確保する時間を変更する設定方法について説明します。

※一般的には、旅行者が決済完了までの所要時間はデフォルトの30分間で十分です。個別の必要に応じて、本設定をしてください。

独自の在庫確保時間の設定方法

独自の在庫確保時間を設定するには、以下2ステップの設定が必要です。

ステップ1．グローバル設定

JTB BÓKUNアカウント内にある販売可能なすべての商品に適用する設定です。この設定はデフォルトの30分を上書きします。

ここで予約の在庫確保時間の基準値を設定します。この時間が経過すると、未確定の予約は自動的に時間切れになり、在庫が戻ります。

1. 設定＞アカウント・会社情報関連＞グローバル設定をクリックします。
2. 「予約を中止にする時間の指定」をオンにします。
3. 表示される入力欄に独自の在庫確保時間を分単位で入力します。※設定可能な最小時間は15分です。
4. 保存をします。

ステップ2．商品設定

上記ステップ1にてグローバル設定で該当設定を行ったあと、商品ごとの在庫確保時間の設定ができるようになります。商品ごとに設定する在庫確保時間はグローバル設定で設定した時間を上書きします。

つまり、商品の人気度によって異なる在庫確保時間を変更することができます。例えば、最も人気の商品の在庫確保時間を30分で設定し、他の商品は2時間で設定することができます。

1. 体験＞商品一覧＞該当商品の編集画面を開きます。
2. アドバンス＞体験設定をクリックします。※アドバンスの設定項目が見当たらない場合は、「高速セットアップ」をオフにしてください。
3. 予約中止時間に該当商品の予約時の在庫確保時間を分単位で入力します。※設定可能な最小時間は15分です。
4. 保存をします。

まとめ

グローバル設定は、JTB BÓKUNのデフォルト30分設定を上書きして、すべての商品に適用されます。商品ごとの設定は、グローバル設定より優先的に適用されます。